不動産登記の職権更正 ③ - 司法書士本千葉駅前事務所

不動産登記の職権更正 ③

外国人「エイビー」さんを登記義務者、

エイビーさんが代表取締役である会社「AB CD株式会社」を登記権利者

とする不動産登記を申請をしました。

 

登記が完了し、安堵感を持ちながら完了後の全部事項証明書を確認したところ、

 

所有者 千葉市○区○・・・

      ABCD株式会社

 

あれ?ABCD株式会社の“、”(涙点)が・・・。

ABCDの間にスペース(空白)を入れて登記申請したはずが

“、”(涙点)を挿入されてしまいました。

 

さっそく、法務局へ確認の電話をいれました。

 

司法書士 「こちら、千葉市の司法書士ですが。昨日登記完了分についてお伺いしたい事がありまして、受付年月日が・・・、受付番号が・・・です。」

 

担当者 「どのような件でしょうか。」

 

司法書士 「登記名義人の商号のスペースに“、”が入っておりまして・・・」

 

担当者 「登記名義人には、スペースを入れられないことになっておりますので“、”を挿入しました。」

 

司法書士 「そうなんですか・・・」

      (少し焦りながら考える)

 

司法書士 「少し前に法務局からの事務連絡で、法人の名称(商号)を入力するときは商号中にスペース(空白)がある場合は、スペースを入力してくださいとの通知をいただいていますが、平成○年○月○日の連絡分です。ご依頼者様への説明もありますので・・・」

 

担当者 「こちらで確認いたしますので、折り返し連絡しますがよろしいでしょうか。」

 

司法書士 「よろしくお願いいたします。」

 

続く・・・。

 

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