外国人「エイビー」さんを登記義務者、
エイビーさんが代表取締役である会社「AB CD株式会社」を登記権利者
とする不動産登記を申請をしたところ、
「AB CD株式会社」のABとCDの間にスペース(空白)を入れて登記申請したはずが
“、”(涙点)を挿入され「AB、CD株式会社」と登記されました。
そこで、法務局へ確認したところ、回答の電話を頂きました。
担当者 「AB、CD株式会社に涙点が入っているということですね。」
司法書士 「はい」
担当者 「大変申し訳ございません。こちらの認識が誤っておりまして、職権更正させていただきます。」
司法書士 「登記記録に残らない形で更正できませんか。」
担当者 「不動産登記では、そのような取り扱いができないことになっております。」
司法書士 「そうですか。それでは職権更正でお願いします。
全部事項証明書を取得してしまったんですが・・・。」
(一応、頼んでみる)
担当者 「何通おとりになりましたか。」
司法書士 「1通です。」
担当者 「こちらで職権更正後の証明書をお取りします。」
司法書士 「あと一つ問題がありまして、
登記識別情報通知にもおそらく涙点が入っているかと思いますが・・・」
(この時点では、まだ完了書類を受領していない)
担当者 「登記識別情報通知は、涙点を二重線で訂正し訂正印を押印させていただきます。」
司法書士 「分かりました。よろしくお願いいたします。」
続く・・・。
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